2004年01月18日
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江戸東京博物館・平賀源内展・『計量いま・むかし展』

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は、江戸東京博物館江戸開府400年・江戸東京博物館開館10周年記念 平賀源内展に行ってきました。

 今日これに行った理由は、この展示が今日で終わりだったから、です。

 ただ、本当に行こうと思った踏ん切りとなったのは、同時に行われている「江戸開府400年計量記念事業『計量いま・むかし展』」の存在だったりします。

江戸東京博物館江戸東京博物館 [300x225] [600x450] [750x562] [1000x750] [1632x1224]

平賀源内展平賀源内展 [300x225] [600x450] [750x562] [1000x750] [1632x1224]

 さて、いざ行ってみると、1階の入場券売り場が空いています。いつもより、少し時間が早かったからでしょうか。

 中に入ると、やはり人が少ない感じです。それでも、展示物を見るのに苦労しますが。過去に見た東京流行生活展徳川将軍家展などと比較して、人が少ないような気がします。行った時間が早めだったからでしょうか。それとも展示テーマの性格の違いが原因でしょうか。

 内容的には、エンジニア、博物学者、文士など、いろいろな平賀源内の側面が展示されていました。エレキテルも実際にまわす体験ができました。

 しかし、どうも疲れているせいか、あまり集中して見ることはできませんでした。

 どうも、平賀源内というテーマでは、乗り切れないようなところがあるのかもしれません。平賀源内という人物はどうも捕らえ所が無い感じですね。伊能忠敬のような人物だと、かなり熱く興味を持てるのですが。

 『計量いま・むかし展』の方は、はるにかに小さく地味なものでしたが、今は使われていない古いメートル原器の実物が展示してあったり、古い計量升や、分銅などが展示してあって、興味深いものがありました。やはり、こちらが気になって見に来ただけあって、満足度も高い感じです。昔の日本の分銅は、横がくびれた変な形をしているのも初めて知りました。それから、1升が1.803.906平方センチメートルというのも初めて知りました。かなり端数が出るわけですね。

 この2つのイベントは、江戸開府400年を冠しています。年が明けたので、もう江戸開府400年とは無縁になったと思いきや。前年から続いて開催しているイベントは、まだ江戸開府400年を冠しているわけですね。ちょっと嬉しかったですね。

 見終わったあと、腹が減っていたので、早めの昼食を取りました。博物館内のレストラン モアで、平賀源内にちなんで、故郷の食べ物である讃岐うどんを出しているというのでそれを食しました。讃岐うどんといなり寿司と小さな菓子のセットでした。